当ブログを閲覧いただきありがとうございます。
みなさん法律が国会の閣議において変わっていくように、
サッカーのルール(競技規則)もFIFAによって変更していくのです。
お馴染みの”オフサイド”も1863年にサッカーの基本ルールが制定された際に、
初めてルールとして明文化されたそうです。
そこで、
今回は2025年のサッカールール(競技規則)の主な変更点についてまとめていきたいと思います。

2025年サッカールール(競技規則)主な変更点
最初に2025年の主な変更点についてリストアップします。
- 交代の数
- チームキャプテン
- 懲戒措置(ハンド)
- ペナルティキック
となっています。
下記に詳しく解説していきます。
交代の数
基本的には競技会規則・大会要項に則って交代の数は決められますが、
公式競技会においては
- 最大5人の交代
- 最大3回の交代回数
- 3〜15人の交代要員の数
となっています。
変更点は、脳震盪による交代
「脳震盪による交代(再出場なし)」の追加の使用が各競技会で可能となる。
わかりやすく言うと
各チーム1人の「脳震盪による交代」を追加して使うことができると言うことです。
それに伴い
相手チームにも「追加の交代要員」を使うことができるようになります。
チームキャプテン
次にキャプテンについてです。
ちなみにチームキャプテンは、
なんらかの特別な地位や特権を与えられているものではないが、
そのチームの行動についてある程度の責任を有している。
と明記されています。
チームキャプテンは責任ある行動・態度を取るようにしましょう。
ちなみに主な変更点は
フィールド上にキャプテンとして認識できるアームバンドを着用した、
キャプテンがいなければならない。
キャプテンのアームバンドの着用が義務付けられました。
また、そのアームバンドには
- 単色であること
- 「captain」あるいは「C」と言う文字を入れることができる
とされています。
でもやっぱりキャプテンのアームバンドってかっこいいですよね!
懲戒措置(ハンド)
ちなみにハンドとは、
ボールを手や腕で扱うこと
です。
また、ハンドを判定するにあたり手や腕の範囲は、
腕の上限は、脇の下の最も奥の位置まで
と明記されています。
そんな細かいところまで競技規則には書かれているんですね。
ちょっとびっくりです笑
そして、今回のハンドに対する懲戒措置の変更点は
意図的でないハンドに対する懲戒の緩和
今まででしたら
- ペナルティエリア内のSPAでハンド → 警告
- ペナルティエリア内のDOGSOでハンド → 退場
だったのですが、
意図的でないハンドで主審がペナルティキックを与えた場合
- ペナルティエリア内のSPAでハンド → 懲戒なし
- ペナルティエリア内のDOGSOでハンド → 警告
と、意図的でないハンドに対する三重罰の緩和が明記されました。

意図的ってどんなハンドのことだろう?
意図的とは
- 手や腕をボールの方向に動かす
- 手や腕を体を不自然に大きく動かす
- 競技者の体の動きから見てその状況において正当でない動き
となります。
ですが、これを一瞬で判断するのは難しいですよね。
プロやワールドカップの試合でしたらVARがあるので疑わしいものはモニターで見れますが、
あれだけ激しい高校サッカーでさえVARもなく判断するのですから大変です。
誤審はダメですが、ジャッジしているのも人間です。リスペクトしましょう。
ですが、審判員の方も年々変わる競技規則を今一度確認して誤審の防止に努めましょう!
ペナルティキック
変更点は、ボールの位置です。
今まででしたら、ボールはペナルティマークにかかっていればOKという感じでしたが、
今回の改正で、
ボールは、ペナルティマークの中心にボールの一部が触れるかかかっている状態
と明記されました。
ペナルティマークが点ではなく言い争いが起こったり試合の再開が遅れることがあるためだそうです。
ちなみに、ペナルティマークの大きさは22cmです。
結構大きですよね!
まとめ
今回は、2025年サッカールール(競技規則)の主な変更点についてまとめてみました。
- 交代の数
- チームキャプテン
- 懲戒措置(ハンド)
- ペナルティキック
他にも変更点はありますが、全てを知りたい方は”サッカー競技規則2024/25”に載ってますので確認してみてください!
サッカーのルールは毎年少しずつ変わっていくので、
学生時代等にサッカーをやっていた方もその当時とはルールは変わっているかもしれません。
ぜひ、一度ルール確認するのも楽しいですよ。
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